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各時代の大争闘 - Contents
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    大いなる贖罪の日

    こうした務めが毎日、1年中を通じて行われた。イスラエルの罪がこうして聖所に移され、そして、それを取り除くために特別の務めが必要であった。そこで、神は、聖所の各部屋のために贖いをすることをお命じになった。「イスラエルの人々の汚れと、そのとが、すなわち、彼らのもろもろの罪のゆえに、聖所のためにあがないをしなければならない。また彼らの汚れのうちに、彼らと共にある会見の幕屋のためにも、そのようにしなければならない。」また、贖罪は、祭壇にも行われるべきで、「イスラエルの人々の汚れを除いてこれを清くし、聖別しなければならない」(レビ16:16、19)。GC 1798.1

    1年に1度、大いなる贖罪の日に、大祭司は聖所を清めるために至聖所に入った。そこで行われた務めによって、1年間の務めが完了した。贖罪の日に、2頭のやぎが幕屋の入り口に連れてこられ、くじが引かれた。「1つのくじは主のため、1つのくじはアザゼルのため」(同16:8)。主のためのくじに当たったやぎは、民のための罪祭としてほふられた。そして、大祭司は、その血を幕の中に携えていき、贖罪所の上と贖罪所の前に注がなければならなかった。血は、幕の前の香壇にも注がなければならなかった。GC 1798.2

    「そしてアロンは、その生きているやぎの頭に両手をおき、イスラエルの人々のもろもろの悪と、もろもろのとが、すなわち、彼らのもろもろの罪をその上に告白して、これをやぎの頭にのせ、定めておいた人の手によって、これを荒野に送らなければならない。こうしてやぎは彼らのもろもろの悪をになって、人里離れた地に行くであろう」(同16:21、22)。アザゼルのやぎは、もはやイスラエルの宿営に帰っては来なかった。そして、やぎを連れ出した人々は、宿営に帰る前に、水で身をすすぎ、衣服を洗わなければならなかった。GC 1798.3

    この儀式全体は、神が聖であられて、罪をいみきらわれることを、イスラエルの人々に深く感じさせるよう意図されていた。そして、さらに、罪に触れるならば必ず汚れることを、彼らに示すものであった。贖罪の業が進行している間、すべての者は、身を悩まさなければならなかった。GC 1798.4

    仕事をすべてやめて、イスラエルの全会衆は、厳粛に神の前にへりくだり、祈り、断食し、心を深く探って1日を過ごさなければならなかった。GC 1798.5

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