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各時代の大争闘 - Contents
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    恐るべきパノラマ

    記録の書が開かれ、イエスの日が悪人たちの上にそそがれるやいなや、彼らはこれまでに犯した罪の1つ1つを意識する。彼らは、自分たちがどこで純潔と聖潔の道から足をふみはずしたか、高慢と反逆のためにどんなに神から離れてその律法を犯したかということを悟る。罪にふけることによって誘惑をますます魅力的にしたこと、祝福を悪用したこと、神の使者たちを軽べつしたこと、警告を拒んだこと、神の恩恵を、頑固な悔い改めない心で拒絶したこと——すべてのことが、ちょうど火の文字で書かれているかのように現される。GC 1924.3

    み座の上に十字架が現される。そしてちょうどパノラマの光景のように、アダムの誘惑と堕落の場面、救いの大いなる計画における1歩1歩が、次々に示される。救い主がいやしい身分としてお生まれになったこと、質素で従順なその幼年時代、ヨルダン川でのバプテスマ、断食と荒野の試み、天の最も尊い祝福を人々に示されたその公生涯、愛と恵みの行為に満ちた日々、寂しい山の中での夜通しの祈り、恵みの行為に対してしっとと憎悪と悪意とによる陰謀をもって報いられたこと、全世界の罪の重荷におしつぶされそうなゲッセマネにおける恐るべき神秘的な苦悩、残忍な暴徒の手に売り渡されたこと、あの恐怖の夜の恐ろしい諸事件、すなわちいちばん愛された弟子たちにも捨てられ、無抵抗の囚人として、荒々しくエルサレムの通りを引き立てられて行ったこと、神のみ子がアンナスの前で手柄顔に見せ物にされ、大祭司の邸宅とピラトの法廷で審問を受け、卑怯で残酷なヘロデの前で嘲笑され、侮辱され、拷問を受け、ついには死罪の宣告を受けられたこと、——こうしたすべてのことが、ありありと描き出される。GC 1924.4

    そして今、動揺する群衆の前に、最後の光景が現される。すなわち、苦難を耐え忍ばれる主が、カルバリーへの道をたどって行かれる姿、天の大君が十字架につけられ、高慢な祭司たちや嘲笑している暴徒たちが、息もたえだえの神のみ子の苦悩をあざけっている光景、超自然的な暗黒、世の救い主が息を引き取られた瞬間に、地が揺れ動き、岩が裂け、墓が開いたことなど、そうした最後の光景が示されるのである。GC 1924.5

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