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各時代の大争闘 - Contents
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    贖いの計画の意味

    神のご品性とその統治に対するサタンの偽りの攻撃は、その真相をさらけ出した。彼は、神が被造物に服従を要求されるのは、ただ神ご自身を高めるためにすぎないと非難し、創造主はすべての者に自己犠牲を強制しながらご自分は克己も犠牲もしておられないと主張してきた。GC 1841.3

    今や、堕落した罪深い人類の救いのために、宇宙の支配者であられる神が、その愛によってのみなし得られる最大の犠牲をお払いになったことが明らかになった。なぜなら「神はキリストにおいて世をご自分に和解させ」られたからである(Ⅱコリント5:19)。また、ルシファーは栄誉と主権とを望んだために罪の門戸を開いたが、一方キリストは罪を滅ぼすために身をいやしくして死に至るまで従順であられたことが明らかになった。GC 1841.4

    神は反逆の原則に嫌悪を示しておられた。全天は、サタンが罪に定められたことにも、人類が贖われたことにも、神の公義があらわされたのを見た。ルシファーは、神の律法が不変なものであり、その刑罰は免れることができないものであるならば、これを犯す者はみな永久に創造主の恩恵から除外されると言明していた。彼は、罪深い人類は贖われる見込みがなく、したがって彼の当然のえじきであると言っていた。ところがキリストの死は、人類のための覆すことのできない証拠であった。律法の刑罰は、神と等しいお方であられるキリストに負わされた。そして人は、自由にキリストの義を受け入れることができ、謙遜と悔い改めの生活を送ることによって、神のみ子が勝利されたように、サタンの力に勝利することができるのであった。このように、神は正しいお方であって、しかも、イエスを信じるすべての者を義とされるお方なのである。GC 1841.5

    しかし、キリストが地上にくだって苦難と死を受けられたのは、ただ人類の贖いを成し遂げるためだけではなかった。キリストは「律法を大いなるものとし」(英語訳)これを「光栄あるものとする」ために来られたのである。GC 1841.6

    この世界の住民が律法を正しく認識するようにするだけでなく、神の律法が不変なものであることを、宇宙の全世界に対して証明するためであった。律法の要求が廃止できるものであったら、神のみ子は罪を贖うためにご自分の生命をささげられる必要はなかったのである。キリストの死は、律法が不変であることを証明している。罪人を救うために、父とみ子が限りない愛に迫られて払われた犠牲——この贖いの計画以外に方法はなかった——は、公義と憐れみが神の律法と統治の基礎であることを全宇宙の前に証明している。GC 1841.7

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